ずいぶん前のことですが、漫画もアニメも「うる星やつら」が大好きでした。
もともと、相棒、踊る走査線、古畑任三郎、特命係長・只野仁、トリックなど、ちょっと下品でまた上品で、お笑いもサスペンスも、ちょっとホロリとくるようなドラマが好みでした。
手塚治虫さんも、どんなにシリアスな作品にも、ギャグを入れていました。
日本って、シリアスでリアルで、ファンタジーで、お笑いもあるドラマや映画って少ないですね。
うる星やつらは、ほかの星からやってきた「ラムちゃん」と、ガールハントが趣味の、男の本能だけで生きている? 「諸星あたる」が主人公の、SF&ラブ&コメディ&ドタバタものです。
とくに、ラムちゃんは最高のキャラクターでした。今でも理想的な女性像だったりしています。あんなに困らせているばかりの「あたる」を一途に愛するラムちゃんのような人間(男女ともに)は、地球世界には存在しないような気がします。
ファンタジーなストーリーは、日本のディズニーと思えるくらいに、とても素敵なものです。
うる星やつらの最終話を映画化した、「うる星やつら・完結編」は、うる星やつらのなかでは、いちばん好きな映画です。ほかの映画は、うる星やつらのキャラだけ登場させたもので、それはそれでとてもおもしろい内容ですが、ルーミックワールドとは少しばかりちがいます。高橋留美子さんの描く世界は、もっと血の通った人間を描いているような気がします。
「うる星やつら・完結編」は、あたるに、ラムちゃんに対して「好きだ」といわせるか、いちばん最初の試合? ラムの角をさわるかというのが大筋。今ではラムちゃんが主人公だと思われていますが、はじまったときは、ラムちゃんが1回目以降、しばらく登場しなかったことでもわかるとおり、諸星あたるがひとり主人公でした。
あたるは最後まで自分の思いを口にしようとせず、壮絶な試合をつづけます。そしてラムが折れてエンディングです。あたるの「忘れるもんかー!」という叫びに心打たれたわけです。
感動しました。そして、思いや愛を歌にしている自分自身に迷いが生まれました。
そのときに作った歌が、「君が好きだから」です。最初は一番だけの歌で、しばらくしてから二番も書いて出来上がったものです。
口にしなくても伝わるという男性一般の思い。
態度や形にして伝えてほしいと思い人たち。
私は、今も思いを形にしつづけています。
ただ、どんなにうまく伝えようとしても、かんちがいされたり、半分も伝わらなかったり、とても難しいものだと思います。
「山本梓」さんのファンになったのも、ラムちゃんの歌を歌い、ラムちゃんのコスプレをしているのをみてから。個人的にはラムちゃんのイメージに少し近い気がしますけど。初音ミクも、どこかラムちゃんを思わせるものがあります。髪の毛もおなじ緑系だし。
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